2005年08月05日(金) 20時02分
女子マラソン金メダリストの野口、移籍も=グローバリーの自主廃業で(時事通信)
自主廃業を決めた商品先物大手、グローバリーの山田保弘社長は5日、記者会見を開き、同社陸上部に所属するアテネ五輪女子マラソン金メダリスト、野口みずき(27)について、移籍も含め競技生活を継続できるよう全面的に支援する意向を明らかにした。
野口は現在、9月25日のベルリン・マラソン出場に備えてスイスのサンモリッツで高地合宿中。ベルリンまではグローバリーに所属するが、陸上部が9月限りで廃部になる可能性が高いため、その後は移籍先を探すことになりそうだ。同社は「精神的な負担を掛けたくない」との理由で、野口には自主廃業を事前に伝えていないという。
野口は三重・宇治山田商高からワコールに入社し、1999年にグローバリーに移籍。藤田信之監督の指導の下、頭角を現した。
(時事通信) - 8月5日20時2分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050805-00000134-jij-spo