2005年08月04日(木) 11時43分
<出会い系サイト>事件被害者、女子高生が大半 件数は減少(毎日新聞)
出会い系サイトに絡んで、今年上半期(1〜6月)に検挙された事件は710件で、前年同期に比べ75件(9.6%)減少したことが、警察庁の調べで分かった。同庁は、児童を性的に誘ったり、児童側が誘ったりすることを禁じた出会い系サイト規制法(03年9月施行)が、一定の抑止効果を生んでいると分析。一方で、サイトを通じて知り合った児童とみだらな行為を行う青少年保護育成条例違反の検挙件数は210件と47件(28.8%)増加しており「警戒が必要」としている。
出会い系サイトに絡む事件は、03年が1743件と過去最高だったが、04年は1582件に減少。今年上半期も引き続き減少傾向がみられる。
規制法違反事件は10件(前年同期比5件減)で、このうち児童が書き込みを行ったケースは3件あった。児童の利用禁止を明記してないなどとして、27のサイト事業者が警告を受けた。昨年7月の改正で規制された児童ポルノの単純製造の検挙は、20件だった。
被害者578人のうち、小・中・高校生は408人で、女子高校生が229人(同8人増)と最多。小学生の女児も3人(同2人増)だった。【河嶋浩司】
(毎日新聞) - 8月4日11時43分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050804-00000031-mai-soci