2005年08月03日(水) 17時02分
京都市職員の個人情報不正入手：「住基ネット離脱を」 市民団体が申し入れ ／京都（毎日新聞）
南区役所の男性職員（４６）が職場の端末で知人女性の個人情報を閲覧、この女性にメールで送りつけていた問題で、市民団体「住基ネットいらへん！ 市民の会」は２日、再発防止や住民基本台帳ネットワークシステムからの離脱などを市に求める申し入れをした。
申し入れ書では、「市個人情報保護条例は『不当な目的』での個人情報の利用を固く禁じ、罰則を科しているが、一度、流出すれば取り返しがつかなくなるのが電子社会における個人情報。単なる罰則では個人情報が万全に守られているとはいえない」などと主張。市民や有識者の意見を取り入れた再発防止策の確立と広報誌などでの報告▽一度、漏えいなどが起きれば重大な被害が生じる住基ネットシステムから離脱する▽当面、離脱できないなら、住民の離脱請求を認め、コードの取り消しとシステムからの削除を認める——ことなどを求めている。【中村一成】
８月３日朝刊
（毎日新聞） - 8月3日17時2分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050803-00000244-mailo-l26