2005年08月03日(水) 20時19分
9月にも被害補償開始へ 全銀協、法施行前に(共同通信)
キャッシュカードの偽造や盗難による被害への補償を金融機関に原則として義務付ける預金者保護法が3日、成立したことを受け、全国銀行協会(全銀協)は早ければ9月にも、補償について定めた約款のひな型の改訂作業を終え、来年2月の法施行を待たずに自主的な補償を始める方針だ。
預金者の過失の有無や度合いについては付帯決議に一部盛り込まれたものの、今後全銀協がどこまで透明で公平なルールを構築できるかが焦点となる。
今回の法制化で、金融機関側が「最終防衛ライン」(関係者)とした盗難通帳による引き出し被害への補償は実現しなかったが、新たに金融機関側に発生する負担は小さくない。
(共同通信) - 8月3日20時19分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050803-00000211-kyodo-bus_all