2005年08月02日(火) 16時45分
リフォーム詐欺:容疑で3人再逮捕−−車上生活の親子、無銭宿泊しながら /山梨(毎日新聞)
家族で車上生活をしながら古い民家に狙いを付け、リフォーム詐欺を繰り返したとして韮崎、長坂署の合同捜査班は1日、▽住所不定、自称住宅修理業、桃原保之(57)▽妻で同、無職、すえ子(48)▽長男で同、自称住宅修理業、一男(21)の3被告=いずれも詐欺(無銭宿泊)罪で既に起訴=を詐欺の疑いで再逮捕した。
調べでは、3人は6月下旬ごろ、北杜市の50歳代の男性会社員方を訪れ、家屋の改築工事を二百数十万円で請け負う契約を結び5万円を内金としてだまし取り、その後、7月上旬までの間、解体作業の一部を行って信用させさらに20万円をだまし取った疑い。契約書通りの工事を行うつもりはなかったという。
3人は04年ごろから、ワゴン車での寝泊まりや旅館で無銭宿泊をしながら、山梨、長野、静岡の3県で10件以上のリフォーム詐欺を行っていたことを認めた。だまし取った金は「生活費や遊興費に使った」と話しているという。
両署は今後、裏付けが取れた事件について、詐欺の疑いで甲府地検に追送検する方針。【宇都宮裕一、沢田勇】
8月2日朝刊
(毎日新聞) - 8月2日16時45分更新
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