2005年08月02日(火) 23時26分
<偽ブランド店>知りながら賃貸した女2人、書類送検 大阪(毎日新聞)
大阪府警東成、平野両署などは2日、偽ブランド品を販売すると知りながら相場より高い賃料で店舗を貸したとして、大阪市生野区の無職女(48)と同市東成区の無職女(84)を、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益等収受)と商標法違反(ほう助)の疑いで書類送検した。東成署によると、偽ブランド販売店の家主に組織犯罪処罰法を適用したのは全国初。
調べでは、2容疑者は東成区東小橋3の商店街にそれぞれ店舗(各約15平方メートル)を所有。シャネルなど高級ブランドの偽物のバッグなどを販売すると知りながら、昨年11月〜今年5月、経営者の男(57)=商標法違反罪で有罪確定=らに相場の5倍以上の月18万〜20万円で貸した疑い。2容疑者は「経営していた洋品店が不振で、偽ブランド店の方が高く貸せるのでもうかると思った」などと容疑を認めているという。【藤田文亮】
(毎日新聞) - 8月2日23時26分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050802-00000135-mai-soci