悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録
2005年07月29日(金) 12時00分

<賞味期限偽装>業務用マーガリンを 旭電化工業が認める毎日新聞

 業務用マーガリン大手で東証1部上場の「旭電化工業」(東京都中央区)が、過剰生産で売れ残った商品の製造年月日や賞味期限を偽装し、こん包し直して出荷していたことが分かった。偽装は00年7月まで、長年にわたって続けられていたという。同社は偽装の事実を認め、東証のホームページにおわびと経過報告を掲載した。
 経過報告によると、偽装はマーガリンやショートニングなどを対象に、商品の配送・保管を担当する全国9カ所の日本通運(港区)の倉庫で行われた。賞味期限切れとなった商品を新しい段ボールに詰め替え、当初の期限を1〜3カ月延長したラベルを張る方法で、旭電化の社員のほか、日通側も有料で作業を請け負っていた。
 偽装理由について、同社は「再こん包は段ボールの破損などに限り認めていたが、一部の営業社員が悪用した。営業上売りやすくなるという判断や、在庫を出したくないという思いがあった」と説明している。
 同社によると、00年の雪印乳業の食中毒事件を機に社内管理を徹底し、同年8月以降は偽装をやめており、品質については外部専門機関のテストで健康被害などはないという。偽装に関与した社員を近く処分する方針。
(毎日新聞) - 7月29日12時0分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050729-00000037-mai-soci