2005年07月29日(金) 19時00分
携帯電話10台を利用停止=契約者の確認21台に−詐欺、薬物密売に悪用・警察庁(時事通信)
5月に施行された携帯電話不正利用防止法に基づき、警察が振り込め詐欺などに使用された携帯電話21台について、携帯電話会社に契約者の確認を求め、今月20日までに10台の利用が停止されたことが29日、警察庁のまとめで分かった。
まとめによると、警視庁や長野、愛知、兵庫など5県警が21台の確認を要請。このうち振り込め詐欺や薬物密売に使用されていた10台は、契約者が確認できないとして、利用が停止された。
残り11台のうち、3台は解約済みで、7台は契約者を確認中。1台は契約者が確認された。
犯罪別では、詐欺に利用されたのが11台と最多で、大麻、覚せい剤取締法違反が8台、出資法違反が2台だった。
21台のうち12台はプリペイド(料金前払い)式携帯だった。
(時事通信) - 7月29日19時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050729-00000127-jij-soci