2005年07月28日(木) 02時06分

「やくざ使ってでも」　都発注工事の談合脅迫事件（共同通信）

　東京都水道局発注の工事で談合を拒んだ建設会社が脅された事件で、競売入札妨害容疑で逮捕された中堅ゼネコン勝村建設（東京都台東区）の元常務執行役員露崎勝一容疑者（５７）が、警視庁組織犯罪対策４課の調べに「やくざを使ってでも（談合を）まとめなければと思った」と容疑を認める供述をしていることが２７日、分かった。
　露崎容疑者は逮捕直後「（暴力団組員が）脅していたのは知っていたが、自分は止めただけだ」と容疑を否認していた。東京地検は拘置期限の２８日、刑事処分を決める見通し。
　調べでは、露崎容疑者は指定暴力団住吉会系組員高橋浩二容疑者（４３）らと共謀し、都水道局発注の工事でクボタ建設（中央区）などの共同企業体（ＪＶ）に落札させる談合を計画。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050728-00000012-kyodo-soci