2005年07月28日(木) 11時34分
<楽天市場>新たに161件の顧客情報流出認める 楽天(毎日新聞)
楽天(三木谷浩史社長)が運営するインターネット上の仮想商店街「楽天市場」の顧客情報が流出した問題で、楽天は28日、流出件数が284件に達したことを明らかにした。楽天は23日の段階で123件の流出を認め、インターネット上で顧客に報告していたが、その後、28日午前7時までに新たに161件の流出が確認されたという。
楽天によると、増加分はこれまでに判明していたものと同じ東京都足立区の輸入雑貨販売業者の顧客情報。現時点では顧客のクレジットカードが不正使用されたとの情報はないという。
毎日新聞は少なくとも約1000件の流出を確認、この業者がこれまでに受注した約9万4000件すべてが流出した可能性がある。
同社は流出経路の調査を続けているが、「社内から流出した可能性は限りなく低いとの結論に達している」と説明。そのうえで「本件は極めて悪質な犯罪と考え、警察当局ならびに当該店舗と連携しつつ、犯人検挙に向けて最大限の協力を行っている」という。【渡辺暖】
(毎日新聞) - 7月28日11時34分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050728-00000055-mai-soci