2005年07月27日(水) 17時25分
悪質リフォーム:ご用心、県が総合相談窓口を設置 /山口(毎日新聞)
高齢者宅を狙った悪質なリフォーム事件が全国で多発していることから、県は各出先機関などに総合相談窓口を設置した。県消費生活センターは「床下工事は金額が大きく、次々に契約を結ばせるのが特徴。事前に地元の複数業者から見積もりを取るなど、必要性を十分検討してほしい」と注意を呼びかけている。
同センターのまとめでは、昨年度の工事建築に関する相談は272件。うちリフォームに関するものは195件あり、高齢者からの相談は増加傾向にある。
訪問販売の契約トラブルや対処方法についての相談の受け付けは、同センター(083・924・0999)で午前8時半〜午後5時(土日曜日、祝日を除く)。判断能力が低下した高齢者の被害などに関する相談は、県福祉総合相談支援センター(083・922・1211)で午前8時半〜午後9時。
また、工事のトラブルを未然に防止するため、業者の選び方や見積書の見方などの技術的な相談窓口も、県住宅課民間住宅班(083・933・3883)や、各土木建築事務所の建築住宅課などに設けている。【佐藤丈一】
7月27日朝刊
(毎日新聞) - 7月27日17時25分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050727-00000192-mailo-l35