2005年07月27日(水) 19時24分
3割強、見積書渡さず 葬儀をめぐる公取委調査(共同通信)
葬儀の見積書が渡されなかったのは35・8%−−。公正取引委員会が葬儀サービスの取引実態を調べたところ、消費者(施主)側からこんな不満が出ていることが27日、分かった。
近親者が亡くなってから短い期間に葬儀業者を選ばなければならず、サービスの内容をよく理解せずに契約する消費者が多いため、公取委は、葬儀業者は適切な情報を消費者に提供することが必要としている。
葬儀業者(1071社・団体)と消費者(1031人)から回答を得た。
公取委によると、葬儀内容や料金の打ち合わせの際、15・4%の消費者が「特に資料を示されず口頭だった」と回答。「価格なしのカタログを見ながら行った」が2・5%、「写真なしの価格表を見ながら行った」は10・5%。
(共同通信) - 7月27日19時24分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050727-00000220-kyodo-bus_all