2005年07月22日(金) 16時25分
熊谷商工信組：中途解約の一部定期積金、利息を過少払い ／埼玉（毎日新聞）
熊谷商工信用組合（熊谷市本町２）が、９６年８月５日から今年３月３１日までに中途解約された一部の定期積金に対して、利息を過少払いしていたことが２１日わかった。過少払いは１万４１８７口座であり、計３８９万６３６７円の利息を払ったが、本来支払う利息より計１１９４万７０２８円少なかった。同信組は該当する顧客におわびの文書を発送し、今月３１日現在の遅延利息を計算して８月１０日付で口座に入金するという。
同信組本部総合企画部によると、信組が共同出資して設立した信組共同センターに自営オンラインを移行した際、コンピューターに利息計算方法のパターンを誤って入力したのが原因とみられる。センターから今年２月１０日、「ミスが発生している」と通達があり、利息の過少払いが分かった。４月以降はすでに修正されている。
同信組は「お客さまに多大な迷惑をかけたことを深くおわびするとともに、このような事態が二度と起こらないように再発防止につとめていく」とコメントした。問い合わせはフリーダイヤル電話０１２０・８６０・０４１本部総合企画部。受付時間は平日午前９時〜午後８時。【畑広志】
７月２２日朝刊
（毎日新聞） - 7月22日16時25分更新
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