2005年07月21日(木) 03時06分
固定電話の赤字補てん、NTT東西が初の基金発動へ(読売新聞)
NTT東日本、西日本の固定電話網を維持するために、赤字を補てんする「ユニバーサルサービス基金」が2006年度に、02年の創設以来、初めて発動される見通しとなった。
現在は、固定電話部門全体の利益が赤字にならないと基金は発動できないが、総務省が基準を見直し、一部の地域で発生した赤字も穴埋めできるようにするためだ。総務省は20日、05年度の収支に基づく基金からの補てん額(06年度に支出)が110〜170億円になるとの見通しを明らかにした。
固定電話の利用減少は今後も続く見込みで、補てん額は、06年度分が195〜275億円、07年度分が280〜380億円に拡大すると試算している。
(読売新聞) - 7月21日3時6分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050720-00000416-yom-bus_all