2005年07月21日(木) 00時00分

三菱製トラックと除雪車リコール…エンジン系統など不具合（ZAKZAK）

　三菱ふそうトラック・バスは２０日、除雪車のエンジン系統とトラックのブレーキ系統の部品に不具合があったとして、除雪車「ふそう」２８５台（１９９４年１２月−２０００年１０月生産）と、トラック「ふそうファイター」３７３台（９９年４月−０３年１２月生産）のリコールを国土交通省に届けた。いずれも６月１４日に公表済みで、事故は起きていないという。

　同社によると、除雪車は、エンジンの回転を変速機に伝える部品の形状が不適切なため亀裂が生じ、走行不能になる恐れがある。９６年１０月から９９年１２月にかけ、青森、福島、大阪の３府県で、異常音がし走行不能になるなどのトラブルが５件あった。

　トラックは、固定方法が不適切なためブレーキパイプが共振して亀裂が生じ、ブレーキ液が漏れる恐れがある。０１年２月から０２年１０月にかけて、富山や長野、兵庫、宮崎の４県で、ブレーキ警告灯が点灯するなどのトラブルが８件あった。

ZAKZAK 2005/07/21

http://www.zakzak.co.jp/top/2005_07/t2005072150.html