2005年07月19日(火) 00時00分
法律や消費者問題知って(朝日新聞・)
若者に法律や消費者問題への関心を深めてもらおうと、県弁護士会は8月8日、高校生を対象にしたサマースクールを開く。弁護士と一緒に実際の裁判を傍聴するほか、携帯電話やインターネットを利用した悪質商法など、身近な犯罪に巻き込まれないためのノウハウを教わるなどする。
昨年に続いて2回目の開催。卒業後に一人暮らしをしたり就職したりする高校生に、司法制度や、身近に起きている悪質な詐欺について知ってもらうのが狙いだ。
スクールでは、弁護士から裁判の仕組みについて説明を受けた後、福島地裁で開かれる刑事裁判を傍聴。その後、数人ごとに弁護士と座談会を開き、意見交換をする。09年度までに始まる裁判員制度についても説明されるという。
消費者問題についての講義もある。講師は相馬公設事務所に勤務する葦名ゆき弁護士。会員権商法やキャッチセールスにだまされない方法、借金の保証人になる時の注意点、などについて学ぶ予定だ。
県弁護士会に所属する弁護士10人ほどが講師として参加する。スクールは8月8日の午後0時40分から午後4時40分まで。定員30人。無料。問い合わせは県弁護士会(024−534−2334)へ。
(7/19)
http://mytown.asahi.com/fukushima/news02.asp?kiji=7346
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