2005年07月18日(月) 15時18分
銀行、大量の個人情報保有 「漏えいリスク」と内閣府(共同通信)
銀行業の80%近くが10万人以上の個人情報を保有している−。銀行や保険業など金融機関が抱える個人情報の件数が多い一方、建設などの業種では比較的少ないことが内閣府の調査で18日までに分かった。
今年4月の個人情報保護法施行を控えた2月に内閣府が初めて上場企業中心に1万社を対象に実施、2974社が回答した。結果について内閣府は「保有量の多さは、情報漏えいリスクにつながる」(国民生活局)と情報管理の必要性を強調した。
10万人以上の個人情報を保有する企業の割合を業種別にみると、信用金庫などを含む銀行業(78・3%)が最も高かった。保険業(52・3%)でも半数を超えた。そのほかでは、小売業(62・6%)、旅行業・宿泊業(55・0%)などが目立った。
(共同通信) - 7月18日15時18分更新
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