2005年07月17日(日) 00時00分
悪質な訪問販売 事例検討会が開催(朝日新聞・)
高齢者を狙った住宅リフォームの訪問販売など全国で悪質な消費者被害が相次いでいることから、経済産業省は16日、東北地方の消費生活センターの相談員を対象にした事例検討会を開いた。
会場の仙台弁護士会館には約100人の相談員が集まり、センターに寄せられた被害例を元に、弁護士や大学教授らが解決手段を検討。86歳の女性が、浴室改修や屋根の張り替えなど12件のリフォーム契約を結ばされ計約1240万円を支払った例などが報告された。
消費者問題に詳しい吉岡和弘弁護士は「悪質リフォームは無意味な工事の証拠が残るため被害回復の可能性が高い。クーリングオフの活用などで救済できる」と述べた。
同省は検討会を大阪、福岡、東京でも開き、今年度末に成果を事例集にまとめるとしている。
(7/17)
http://mytown.asahi.com/miyagi/news02.asp?kiji=7110
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