2005年07月16日(土) 16時26分
リフォーム詐欺:契約で不実告知、アクア社2社員を起訴−−さいたま地検 /埼玉(毎日新聞)
さいたま地検は15日、顧客にうそを言って不要な工事を行ったとして、住宅リフォーム会社「アクアジャパングループ」従業員、中江匡志(26)▽同僚の下川了(26)の両容疑者を特定商取引法違反(不実告知)罪でさいたま地裁に起訴した。
起訴状などによると、中江被告は04年12月12日ごろ、さいたま市岩槻区の男性(当時65歳)方を訪れ、「床下の木材に黒かびが生えちゃってます。調湿剤をまいておけば、これ以上かびの発生もなくなります」などとうそを告げた。男性は床下調湿剤24袋を工事代金込みで約38万円で契約した。
事件を巡っては、中江被告は自宅に保管していた給料など計6000万円を元交際相手の女(25)に盗まれ、うち約1800万円を蓮田市内の用水路にばらまかれた。窃盗罪などに問われた女は控訴せず、懲役3年(求刑懲役4年)の判決が確定している。【村上尊一】
7月16日朝刊
(毎日新聞) - 7月16日16時26分更新
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