2005年07月16日(土) 19時47分
<悪質リフォーム>クレジット被害、弁護士らが対策会議結成(毎日新聞)
クレジットを利用した悪質リフォーム被害が相次いでいる問題で、クレジット問題に詳しい弁護士や司法書士らが「クレジット過剰与信対策全国会議」を結成し、16日、東京都内で設立総会を開いた。同会議は、悪質業者を加盟店とするクレジット会社に対し管理責任や共同責任を問う法律を定めるよう経済産業省などに求めることを決めた。
総会には125人が参加。支払い能力のない消費者を対象としたクレジット契約(過剰与信)に対する規制なども同省に求めることにした。政府は悪質リフォーム被害の緊急対策を打ち出しているが、釜井英法代表幹事らは「リフォームのみに焦点を当て世論を沈静化させようとしているが、本当に問題なのはクレジット会社による垂れ流し的な過剰与信や、ずさんな加盟店管理が放置されていることだ」と強調している。
同会議は今後、電話相談やアンケートなどを行って被害を掘り起こし、悪質なクレジット会社に対する集団訴訟や刑事責任追及なども含めた活動を展開していく方針だ。【須山勉】
(毎日新聞) - 7月16日19時47分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050716-00000057-mai-soci