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市民病院によると、患者は退院後に不正出血し、調べたところ胎盤が子宮に残っていたことが判明。女性医師が緊急手術した際、器具で胎盤を取り出そうとして子宮を破り、さらに腸を傷つけた。医師は止血するため開腹手術を行い、腸管膜の一部十五センチを切除した。
女性は手術後二週間で退院し、後遺症などはないという。同病院はミスを認め、慰謝料の支払いについて交渉している。
同病院は、再発防止策として、出産後に退院する全員に、胎盤が残っていないか超音波検査で確認するとしている。
同病院はこのほか、昨年六月、患者に栄養剤を注入するために鼻から胃に挿入する管を誤って肺に挿入して肺炎を起こさせたミスと、今年二月に耳下部の腫瘍(しゅよう)を取り除く手術中に患者が偶発的に脳梗塞(こうそく)を起こした事例を明らかにした。
市立脳血管医療センターは昨年四月、医師が患者の胃に栄養剤を入れるチューブが正しく入っていないことに気付かず、四日間にわたって栄養剤を腹腔(ふくくう)に流し炎症を起こさせたミスと、昨年十二月には湯たんぽで患者が足の指を低温やけどしたケースを公表した。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kgw/20050715/lcl_____kgw_____002.shtml