2005年07月15日(金) 15時18分
悪質リフォームで両罰適用 会社ぐるみ 京都府警、専務を書類送検(京都新聞)
京都府警生活経済課と堀川署などは15日、特定商取引法違反(不実の告知、書面不交付)の疑いで、大阪府吹田市豊津町の住宅リフォーム会社「ハマシン」(濱岡伸成社長)と、同社専務(33)を書類送検した。同社をめぐっては、これまでに社員5人が同法違反容疑で逮捕、略式起訴=10−40万円の罰金刑が確定=されており、府警は会社ぐるみの犯行とみて、同社に両罰規定を適用した。
調べでは、同社は今年3月から4月にかけて、京都市中京区の男性(79)ら高齢者5人に対し、社員5人に「放っておけば屋根が崩れる」などとうそを告げさせて、契約書などを交付せずに屋根瓦の修理を行い、それぞれ代金約1万円を受け取った疑い。専務は、社員に指示して解約手続きなどの書面を交付しなかった疑い。
府警によると、同社は1995年3月に設立。大阪の本社のほか、京都と千葉に支店があり、従業員数は約100人。昨年度の売上高は約15億円。事件後、京都支店は閉鎖され、千葉支店も事実上閉鎖状態にあるという。
(京都新聞) - 7月15日15時18分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050715-00000028-kyt-l26