2005年07月15日(金) 17時36分
県消費生活センター:「ネットで架空請求」急増−−昨年度の相談概要 /福岡(毎日新聞)
◇前年度比2倍以上に
県消費生活センターは14日、04年度中に消費者から寄せられた相談の概要を発表した。インターネットの利用に関連した苦情・相談が前年度より2倍以上も増えたため、相談件数は2万2885件と前年度より7929件多かった。また、悪質リフォームの相談は55件だった。
インターネットなどの利用に関する苦情・相談は1万4565件で前年度に比べ8030件増え、全体の64%を占めた。このうち、99%が架空・不当請求だった。「インターネットを利用中に誤って操作したところ、自動登録されたと通知され、高額な料金を請求された」などといった内容が多かったという。
同センターの今村豊所長は「身に覚えのない請求は無視するのが一番。ただ、裁判所の少額訴訟制度を悪用した手口もあるので、裁判所から通知が届いた場合などにはセンターに相談してほしい」と注意を呼びかけている。【鬼木浩文】
〔福岡都市圏版〕
7月15日朝刊
(毎日新聞) - 7月15日17時36分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050715-00000301-mailo-l40