2005年07月13日(水) 17時36分
出資法違反:ヤミ金営業、容疑の男逮捕 携帯電話不正利用防止法を県内初適用 /福岡(毎日新聞)
ヤミ金融を営んでいたとして、県警捜査4課は12日、城南区神松寺3、指定暴力団福博会系組幹部、石瀧和也容疑者(24)を出資法違反(高金利)容疑などで逮捕した。また、石瀧容疑者が使っていたとみられるプリペイド式携帯電話については、5月に施行された携帯電話不正利用防止法を県内で初適用し、携帯電話事業者に契約者の確認を求める。
調べでは、石瀧容疑者は03年2〜8月、佐賀県などに住む男女3人に計約47万円を貸し付け、出資法が定める上限金利の100〜300倍で返済させた疑い。街頭に「緊急融資」、連絡先にプリペイド携帯の番号を記載したチラシを張り、客を募っていた。
携帯電話不正利用防止法は、振り込め詐欺などの犯罪に匿名性の高いプリペイド携帯が使われるのを防ぐ目的で施行された。犯罪絡みで使われたとみられる携帯電話について、警察署長が事業者に契約者の住所、氏名などを確認するよう求めることができる。
〔福岡都市圏版〕
7月13日朝刊
(毎日新聞) - 7月13日17時36分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050713-00000213-mailo-l40