2005年07月11日(月) 20時00分
結城紬、誤解40年余=重文ラベル不当表示−販売業者に警告・公取委(時事通信)
条件を満たしていないのに、重要無形文化財の指定ラベルを張った結城紬(つむぎ)を販売していたとして、公正取引委員会は11日、景品表示法違反(優良誤認)の疑いで、茨城県結城市の販売業者9社と1個人に警告した。
結城紬は、技法が江戸時代から受け継がれる絹織物。文化庁が指定する糸の種類、染色方法、織り方の3つの要件を満たし、初めて技法が重要無形文化財として認定される。公取委によると、10業者は1963年から、一部についていずれかの要件を欠いたまま、ラベルを張って販売していた。
(時事通信) - 7月11日20時0分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050711-00000093-jij-soci