2005年07月09日(土) 17時20分
県消費生活センター:昨年度の相談、過去最高の2万6208件 不当請求急増 /岡山(毎日新聞)
◇住宅リフォーム関連も242件
県消費生活センター(岡山市石関町2)はこのほど、市民から寄せられた04年度の生活相談状況を公表した。不当請求に関する相談が急増したことで、件数は前年度比49%増の2万6208件と過去最高を記録。6年連続の増加となった。
まとめによると、携帯電話の情報提供サービスで高額の使用料を請求するワンクリック詐欺や、架空請求書の送付など、不当請求が73%増の計1万7265件。全相談件数の65・9%を占めた。
住宅リフォームに関しても242件が寄せられた。認知症の高齢者の家族が「業者にだまされ、不要な工事の代金を請求された」などと相談してきた例もあるという。
センターは相談件数の増加に対応するため、8月に相談員を3人増の17人態勢に増強。9月7日に予定するきらめきプラザ(岡山市南方2)への移転を機に、従来は休日だった土日曜にも相談を受け付け、月曜を休日にする。相談窓口の電話回線(086・226・0999)も4回線から5回線に増やす予定。【四谷寛】
7月9日朝刊
(毎日新聞) - 7月9日17時20分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050709-00000280-mailo-l33