2005年07月09日(土) 19時18分
ウイルス犯逮捕に協力、懸賞2800万円を米MS払う(読売新聞)
【ニューヨーク=小山守生】米ソフトウエア最大手マイクロソフトは8日、2004年に世界中で猛威をふるったコンピューターウイルスを作成したドイツの少年(19)が地元警察に逮捕され、有罪判決を受けるのに協力したドイツ在住と見られる2人に対して、懸賞金を合計25万ドル(約2800万円)支払うと発表した。
マイクロソフトは03年11月、ウイルス作成犯の逮捕などに協力した人に対する500万ドルの懸賞金基金を設立したが、今回が初の適用。
このウイルスは「サッサー」と呼ばれ、基本ソフト「ウィンドウズXP」「同2000」などを搭載するパソコンを攻撃対象とした。ドイツの警察はサッサーのプログラムを作成した容疑で、ドイツ北部に住んでいた少年を逮捕したが、この際、少年と同じ地域に住むと見られる2人が提供した情報が有力な手がかりとなった。
(読売新聞) - 7月9日19時18分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050709-00000004-yom-bus_all