2005年07月08日(金) 21時30分
流通米の2%に別品種混入 農水省が調査(共同通信)
民間検査機関の玄米検査の有効性を調べるため、農水省が市場に流通している2004年産のコシヒカリなど人気銘柄20種類のDNA鑑定をした結果、全体の約2%に別品種が混入していたことが8日、分かった。
玄米は国が目視検査で品種を調べていたが、2006年度から農協など民間機関に完全移行するため、農水省が初めてDNA検査を実施した。
別品種が混入していたもののうち、半分以上が別品種というケースが約20%あったが、農水省は「農家の意図的な不正はない。乾燥機など共同の農機具を使うなどして混入したのではないか」としている。
調査は、流通している約445万トンのうち、既に民間に検査が移行している428万トンが対象。そこから約1万7000サンプルを検査し、約330サンプルで混入を確認した。
(共同通信) - 7月8日21時30分更新
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