2005年07月08日(金) 22時28分
「食品安全委HPで信用損ねた」、薬品輸入業者が提訴(読売新聞)
鳥インフルエンザ用ワクチンの輸入申請をした動物用医薬品輸入販売の「シーエーエフラボラトリーズ」(広島県神辺町)が8日、内閣府食品安全委員会の出した影響評価により信用を傷付けられたとして、国に評価結果の訂正と謝罪広告の掲載を求める訴訟を東京地裁に起こした。
訴状によると、同社は昨年9月、農水省にワクチンの輸入許可を申請。影響評価を行った同委員会が同11月、「予防効果が完全ではない」とした評価案をホームページ(HP)に掲載した。その後、「適切に使用すれば、人の健康には影響しない」との結論が出され、ワクチンは輸入承認を得られたが、評価案は現在もHPで閲覧できる。同社は「ワクチンについての誤った認識を広めている」と主張している。
(読売新聞) - 7月8日22時28分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050708-00000514-yom-soci