2005年07月06日(水) 16時41分
和牛と偽り出荷 詐欺などで家畜商再逮捕(共同通信)
交雑種の肉牛を和牛として出荷したとして、滋賀県警生活保安課は6日、詐欺と不正競争防止法違反の疑いで、滋賀県東近江市の家畜商中川昭八容疑者(72)=牛肉トレーサビリティー法違反などの罪で起訴=を再逮捕した。
調べでは、中川容疑者は昨年8月6日、岐阜県の市場で交雑種の肉牛1頭を購入。近江牛として販売しようと考え、別の和牛の子牛登記証明書を使って「黒毛和種」と偽り出荷、東京市場のせりで落札した食肉販売業者から代金82万円をだまし取った疑い。
近江肉牛協会は、近江牛を「黒毛和種」に限定している。
中川容疑者は「和牛として市場から買った。交雑種を和牛として出荷したことはない」と容疑を否認しているという。
(共同通信) - 7月6日16時41分更新
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