2005年07月06日(水) 21時58分
<公表中止>青森県教委、懲戒免職者を個人情報保護法理由に(毎日新聞)
青森県教委は6日、原則として実名で公表してきた懲戒免職処分者について、個人情報保護法の施行による県条例改正を理由に、氏名などの非公表を決めた。総務省や文科省は「行政が個人情報の保護を理由に実名公表を匿名に変えた例は聞いたことがない」としている。
改正された県条例は「本人または第三者の権利利益を不当に侵害する恐れ」がある時、保有する個人情報を提供出来ないとしている。今回は、この項目に抵触する恐れがあるという。
今後は▽懲戒免職処分者の原因となった事件・事故の内容▽所属学校の種別▽年齢▽性別—などについては原則公表するが、「被害者が児童生徒である場合などは公表しないこともある」としている。
(毎日新聞) - 7月6日21時58分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050706-00000128-mai-soci