2005年07月06日(水) 03時03分
<悪質リフォーム>認知症姉妹と最多契約の会社、破産申請へ(毎日新聞)
埼玉県富士見市の認知症の姉妹が全財産を失ったリフォーム問題で、姉妹と契約を交わした19業者のうち、最多の約2590万円の契約をした「ハウス・ケアー・サービス」(東京都)が破産を申請する方針を決めたことが分かった。社長は5日、「会社にお金がなく、弁護士と破産の方向で相談している」と話した。
同社は、姉妹へのリフォーム問題の発覚後、毎日新聞の取材に「全額を返したい」と話していた。しかし、姉妹の代理人役の市によると、同社は「仕事がなくなり、契約金額の6割しか返済できない」と申し出ていた。今月1日、市に約1395万円を返したが、残りの約1200万円は支払えないとする「嘆願書」を送ってきたという。【扇沢秀明】
(毎日新聞) - 7月6日3時3分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050706-00000029-mai-soci