2005年07月05日(火) 15時31分
「Mozilla」が「SeaMonkey」と改名して生まれ変わる、近日中にv1.0 αが公開(impress Watch)
写真:インプレス
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アメリカ・カリフォルニア州を拠点とするMozilla Foundationは2日(現地時間、以下同)、「Mozilla」の開発が外部の新団体に引き継がれることを発表した。これにともない、ソフト名が「Mozilla」から「SeaMonkey」へと変更され、Mozilla Foundationの協力のもとに商標登録を行う予定だという。
現在Mozilla FoundationのWebサイト内に「SeaMonkey」の特設ページが設置されており、Mozilla Foundationが運営するFTPサーバー上から「SeaMonkey」v1.0 Alpha nightly buildのLinux/Mac OS版をダウンロードすることができる。さらに、「SeaMonkey」v1.0 Alphaの正式版も1〜2週間以内にリリースされるという。
Mozilla Foundationよると、「SeaMonkey」は「Mozilla」の公式な次世代版ではないが、「SeaMonkey」開発のために設立される新団体に対して技術支援などを行うという。また一方、「SeaMonkey」の開発で生まれた技術は、「Firefox」や「Thunderbird」にフィードバックされるとのこと。
なおMozilla Foundationは、「Firefox」や「Thunderbird」中心の製品開発へ移行するために「Mozilla」の開発を終了すると、3月10日に宣言していた。
□The SeaMonkey Project
http://www.mozilla.org/projects/seamonkey/
□窓の杜 - 【NEWS】「Mozilla」開発中止!? 米Mozillaはv1.8シリーズの位置づけをWeb上で釈明
http://www.forest.impress.co.jp/article/2005/03/14/mozillatransition.html
(中井 浩晶)
(impress Watch) - 7月5日15時31分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050705-00000001-imp-sci