2005年07月04日(月) 07時05分
「鉄警隊ですがお宅の夫が痴漢」示談名目で現金要求(河北新報)
宮城県警鉄道警察隊の隊員を名乗り、列車内のトラブルの示談名目で現金を電話で要求する振り込め詐欺が、6月下旬から仙台市で相次いでいるとして、鉄警隊が注意を呼び掛けている。
隊によると、6月28日午後、宮城野区の主婦(76)の自宅に鉄警隊員と称する男が電話をかけてきて、「お宅の夫が車内で痴漢して逮捕された。被害者の弁護士と示談が進んでいる」と言った後、弁護士役の男に代わり、100万円を指定口座に振り込むよう指示した。主婦は鉄警隊に確かめて詐欺と見破り、難を逃れた。
ほかにも、同様の電話が22—30日に計9件あったとの届けが市民から出ている。県警は「警察が示談の仲介をすることはなく、不審な電話があったら金を振り込まず、警察に問い合わせてほしい」としている。
(河北新報) - 7月4日7時5分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050704-00000006-khk-toh