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モイスコジャパンによると、代理店契約を結んでいた大阪府堺市の業者が昨年2月、男性宅を訪問し、1カ月かけて換気扇23台や床下にまいて家の湿気を調整する調湿材を492万円で販売。
さらに昨年8月にも換気扇6台などを120万円で、11月と12月に計74万円でチャコールマットと呼ばれる活性炭を売ったという。
男性宅は延べ床面積が100平方メートル程度で、モイスコ社の基準でも換気扇5台前後が適切な台数だという。同社は過剰設置と認め、ことし6月末でこの業者との代理店契約を打ち切った。
業者を管理していた同社大阪営業所長は「代理店に対する管理不足で、男性には大変申し訳ないことをした」と謝罪している。
モイスコ社をめぐっては愛知、静岡両県などの代理店業者約50人が、名古屋国税局の税務調査を受け、総額約18億円の申告漏れを指摘され、うち1人が所得税法違反(脱税)の疑いで名古屋地検に告発されている。
ZAKZAK 2005/07/04