2005年07月04日(月) 12時15分

ネットに指名手配広告　ヤフー、無償で捜査協力（共同通信）

　インターネット検索最大手のヤフーが、サイト上の広告スペースに指名手配中の容疑者を写真入りで無償掲載する試みを始めたことが４日分かった。同社によると、ネット広告を指名手配の容疑者の情報収集に活用するのは初めて。
　利用者の増大により影響力が強まっているネットを通じ、情報提供を呼び掛ける新たな捜査協力の手法として注目される。国民の防犯意識の高まりが背景にあるといえそうだ。
　今回掲載したのは、徳島県警が殺人容疑で指名手配している容疑者に関する広告。遺族らが２００万円の懸賞金を出した。利用の多いニュースサイトの画面右上にあるバナー広告に表示、横に顔写真を添えた。氏名や懸賞金についても記し、詳しい情報を知りたければ徳島県警のホームページへ簡単に移行できる。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050704-00000086-kyodo-bus_all