2005年07月02日(土) 11時59分
「スパイウエア」侵入、イーバンク銀行で預金引き出し(読売新聞)
インターネット専業のイーバンク銀行(東京・千代田区)で、何者かが顧客のパソコンに、「スパイウエア」と呼ばれる個人情報収集ソフトを送り込み、顧客の口座にあった預金13万円を別の銀行の口座に移し替える事件が起きたことが2日、分かった。イーバンク銀行が調べたところ、同様の手口で顧客が口座番号やパスワードなどを盗み出されたケースがもう1件あったが、同行が口座を凍結したため、被害はなかった。同行は警視庁に通報し、ホームページなどで注意を呼びかけている。
同行によると、顧客から1日午後、「身に覚えのない支払い記録がある」と連絡があった。何者かが顧客のパソコンに、キーボードの入力記録を盗み取る「キーロガー」というスパイウエアを送り込み、パスワードなどを盗んで顧客の口座にアクセスした上で、別の口座に金を移し替えたと見られる。
(読売新聞) - 7月2日11時59分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050702-00000504-yom-soci