悪のニュース記事

悪のニュース記事では、消費者問題、宗教問題、ネット事件に関する記事を収集しています。関連するニュースを見つけた方は、登録してください。

また、記事に対するコメントや追加情報を投稿することが出来ます。

記事登録
2005年07月02日(土) 02時44分

顧客情報 新たに88万件紛失 地銀・信金など全国拡大産経新聞

 全国の金融機関で顧客情報の紛失があった問題で、一日も地銀や信用金庫などで顧客の名前などが記載されたデータファイルや書類を紛失したとの発表が相次いだ。新たに約八十八万件の紛失が判明。六月三十日に百万件近くの紛失が明らかになっており、計百八十万件を上回った。
 いずれも「誤って廃棄した可能性が高く、外部への情報漏洩(ろうえい)の懸念は極めて低い」(みちのく銀行)としているが、金融機関の情報管理のずさんさが改めて浮き彫りになった。金融庁は「ひどいところは処分する」としており、業務改善命令など行政処分も含めて厳しく対応する方針。
 一日発表したのは十六銀行(岐阜)が九万九千件、栃木銀行(宇都宮)が六万六千件、佐賀銀行(佐賀)が四万六千件、みちのく銀行(青森)と熊本ファミリー銀行(熊本)が各三万九千件など。信用金庫でも紛失判明が広がり、北上信金(岩手)が八万三千件、京都中央信金(京都)が一万六千件近く、ひまわり信金(福島)が二万一千件、鶴来信金(石川)が三千八百件、下北信金(青森)の二千件などの顧客氏名や口座番号、預金残高などを紛失していた。
 各金融機関は顧客に事情説明をするわび状を送ったり、問い合わせ用電話を設置するなどしている。個人情報保護法が四月に全面施行されたことを受け、金融庁が一斉点検を指示していた。
(産経新聞) - 7月2日2時44分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050702-00000016-san-bus_all