2005年07月02日(土) 18時32分
イースト社、売り上げの半分稼ぐ リフォーム詐欺事件(共同通信)
高齢者を狙ったリフォーム詐欺事件で、元社員が逮捕された「サムニンイースト」(現リブロ、東京)が、グループ全体の売上額の約半分にあたる約57億円を稼いでいたことが2日、警視庁生活経済課の調べで分かった。
警視庁は社員の基本給を年200万—500万円台に抑える一方で、原価の2.25倍以上の契約を取った者にだけ歩合を払うグループ内のシステムが、イースト社の営業社員を中心に違法な販売方法を助長させていたとみている。
調べでは、2002年2月から約2年間のグループ全体の売上額は約115億円。グループ内の内訳は、親会社だった「エム・エイチ・エス」が15億円、「サムニンウエスト」21億円、「サムニンジャパン」10億円—などとなっており、グループ全体の49%を売り上げたイースト社が突出していた。
(共同通信) - 7月2日18時32分更新
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