2005年07月02日(土) 18時46分
大半泣き寝入りの恐れ サムニングループの工事(共同通信)
詐欺容疑で元社員らが逮捕された東京のリフォーム会社「サムニンイースト」(現・リブロ)グループをめぐる各地の消費生活センターへの相談や苦情は、5年間に570件あり、契約額で約9億4000万円に上ることが2日、共同通信の全国調査で分かった。
警視庁は同社グループが34都府県で約8900件、計115億円の契約を取っていたとみているが、相談はその1割以下にとどまった。被害者の大半が被害に気付かないか泣き寝入りしているとみられる。
被害相談に当たる弁護士は「お年寄りの中には周囲に遠慮して言い出せない人もいる」と指摘。被害回復や注意喚起など高齢者への対応が課題といえそうだ。
(共同通信) - 7月2日18時46分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050702-00000142-kyodo-soci