2005年07月01日(金) 18時03分
BIGLOBE、偽装アドレス対策を開始(japan.internet.com)
日本電気株式会社 (NEC)が運営する ISP サービス「
BIGLOBE 」は2005年7月1日、偽装アドレス対策などの迷惑メール対策を開始した。
迷惑メール送信者は宛先をランダムに組み合わせた文字列にするため、その多くが宛先不明となる。これまで BIGLOBE メールサーバーでは一旦メールを受け取り、宛先が存在しない場合に送信元アドレスにエラーメールを返信していた。
しかし、迷惑メールは送信元アドレスを偽装している場合が多く、大量の宛先不明エラーメールが偽装された第三者に届いてしまうという問題があった。
そこで、BIGLOBE メールサーバーでは今回から、メールの受信前に宛先アドレスの存在を確認、宛先不明の場合は送信元サーバーにエラーコードを返却する。これにより、偽装されたアドレスに大量の宛先不明エラーメールが届かないようにする。
また、BIGLOBE メール送信サーバーの設定で、従来の25番ポートに加えて587番ポートも利用できるようにし、一部の ISP で迷惑メール対策などで25番ポートが閉ざされている場合でも、BIGLOBE のメールサーバーを利用したメール送信ができるようにする。
BIGLOBE では迷惑メールをサーバー上で自動的に選択する「迷惑メールブロックサービス」を
開始 、また Web メールサービス「ウェブリメール」では、「迷惑メールブロックサービス」設定機能と、アドレス帳登録機能強化を
発表 している。
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