2005年06月30日(木) 20時40分
社名変更で追及かわす リフォーム詐欺契約事件(共同通信)
東京のリフォーム会社「サムニンイースト」(現「リブロ」)のグループによる詐欺契約事件で、同グループや親会社「エム・エイチ・エス」(東京)は行政側から指導が入るたび、社名を変更したり、新会社を発足させたりしていたことが30日、警視庁生活経済課の調べで分かった。
警視庁は社名を変えていくことで、エム社を中核とするグループが追及をかわし、組織的延命を図っていたとみている。数千人分の顧客名簿など押収資料の分析を進めるとともに、逃走中のグループ社員の男(26)の行方を追っている。
同課によると、社名変更などはエム社の男性社長(37)が中心となって進められたという。詐欺容疑で元社員鎌田悟容疑者(28)が逮捕されたイースト社の社長は、警視庁の事情聴取を受けるまで、自分が社長に就任していることを知らなかったという。
(共同通信) - 6月30日20時40分更新
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