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原油市場で国際指標となる米国産標準油種(WTI)の先物価格が一バレル=六〇ドル台を突破し、日本が輸入する原油の指標である中東産ドバイ原油も、五月平均で一バレル=四五・四二ドルだったが、六月は四九・八七ドルに値上がりした。対ドルの為替レートも約一・八円の円安で、円建ての調達コストが上昇した。
ドバイ原油は現在一バレル=五三ドル台だが、現在の相場状況が続けば、八月のガソリン卸値はさらに引き上げられる見通しだ。
新日石の卸価格は今年二月から五月まで四カ月連続で上昇。五月の原油価格が落ち着いたため、六月は一・三円の値下げとなったが、七月は再び値上げに転じることになる。
新日石の一月から六月分の卸値の累計引き上げ幅は一二・六円。ただ、激しい販売競争によって卸値の値上げは、小売価格に転嫁し切れておらず、六円程度にとどまっているという。小売価格上昇に向けた圧力も強まりそうだ。
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kei/20050629/mng_____kei_____003.shtml