2005年06月29日(水) 17時18分
認知症女性と680万契約 リフォーム7社、次々に(共同通信)
大阪府泉南市の認知症(痴呆症)の女性(80)が、住宅床下のリフォームなどとして、同府泉佐野市、和歌山市、神戸市などの業者7社に計約680万円の契約を結ばされていたことが29日、分かった。
判断能力の不十分な高齢者が必要のないリフォーム契約を次々結ばされるケースは埼玉県や愛媛県、宮崎県など各地で問題になっている。
女性は「契約時にも認知症だった可能性が多い」と診断されており、代理人の小谷隆幸弁護士は「周囲の人が日ごろから気にかけてあげることが大切」と訴えている。
小谷弁護士によると、女性は2001年10月から03年8月にかけて、床下の換気扇や防湿剤の設置、屋根の防水工事などを7社と契約した。
(共同通信) - 6月29日17時18分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050629-00000139-kyodo-soci