2005年06月29日(水) 18時51分
カード詐欺男に有罪判決 大津地裁 架空チームの会員募集 (京都新聞)
架空のレーシングチームの会員募集を装って応募者からキャッシュカードをだまし取り、1億円以上を引き出したとして、詐欺と窃盗の罪に問われた滋賀県栗東市綣3丁目、無職島田眞司被告(29)の判決が29日、大津地裁であった。藤野美子裁判官は「動機に酌量の余地はなく、被害は甚大」として、懲役6年(求刑懲役8年)を言い渡した。
判決によると、島田被告は仲間4人と共謀し、有名レーサーの名をかたって架空のレーシングチームの会員をインターネットで募集。2003年8月から昨年8月の間、滋賀や香川など4県から応募した71人に、信用調査と称して消費者金融のカード計293枚を作らせてだまし取り、無断で約1億500万円を引き出した。
藤野裁判官は「自分の車の改造費の弁済に充てるという身勝手な動機で犯行を繰り返した」と述べた。
(京都新聞) - 6月29日18時51分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050629-00000023-kyt-l25