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ゲーム機は区内に事業本部を置くマイクロソフト社(本社・渋谷区)が十六日、本体のほかテレビ電話用の専用カメラやマイクなど八十セットを寄贈。区は全小中学校六十七校や区立科学館などに配置し、学校同士や海外友好都市との交流に利用することを計画。この日の取り組みには、区内のネットワークづくりに先駆け、いち早く機器が設置された泉南中(堀之内一)と東原中(下井草一)の二校が参加した。
まずは「インターネットの安全対策」をテーマに港区で開かれたシンポジウムの会場と区内の二中学校とをテレビ電話で接続。会場には中学校の様子が映し出され、中学校側にはシンポジウムの様子が中継された。シンポジウムに参加した同社のビル・ゲイツ会長は「セキュリティーのためにはユーザーの意識向上も重要」などと講演した。
続いてシンポジウムの内容を受けて、二つの中学校の生徒がテレビ会議を開始。一部の生徒から「架空請求を受けたことがある」「危なそうなサイトに入りそうになったことがある」という発言があり、生徒同士で対策を議論。「請求は無視する」「親に早めに相談する」などとの意見が出された。
杉並区では七月中に区立の全小中学校などへの配置を終える予定。 (吉田 宇洋)
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tko/20050629/lcl_____tko_____001.shtml