2005年06月29日(水) 23時28分
リフォーム元社員を逮捕へ 30日にも、不要契約結ぶ(共同通信)
一人暮らしの高齢者宅などの訪問セールスを繰り返し、不要な住宅リフォームの工事契約を結ばせたとして、警視庁生活経済課は29日、特定商取引法違反(不実の告知)容疑などで、東京都内にあったリフォーム会社「サムニンイースト」の元営業担当社員ら数人を30日にも逮捕する方針を固めた。
生活経済課によると、資材などの取引関係があった同社を含むリフォーム会社のグループは全国で営業活動を展開。同グループをめぐり、高額な契約を結ばされたなどとして2001年以降、約200件の苦情相談が都内の消費者センターに寄せられており、生活経済課は実態解明を急ぐ。
調べでは、元社員らは「家屋の無料点検をさせて」と言って高齢者宅に上がり込み、「床下がカビだらけ」「地震が来たら持たない」とうそをつき、不要な補修工事の契約をしたとされる。
1件の契約で2500万円以上を請求をしたこともあったという。
(共同通信) - 6月29日23時28分更新
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