2005年06月28日(火) 01時07分
<詐欺>リース契約装い勤務先から12億円 警視庁に逮捕(毎日新聞)
取引先とのリース契約を装って勤務先から約5800万円をだまし取ったとして、警視庁中央署は27日、茨城県石下町古間木、元「高栄リース」東京営業所課長、関口武容疑者(43)を詐欺容疑で逮捕した。同課は、関口容疑者が98〜00年、このほかに同様の手口で約12億円を詐取し、約9億円の転売益を得ていたとみて追及する。
調べでは、関口容疑者は98年12月〜00年7月に十数回、高栄リース東京営業所長に架空リース契約書を提出し、パソコンやビデオカメラなど計233点を家電量販店で購入。代金約5800万円を同社に支払わせた疑い。
関口容疑者は「先物取引の失敗で発生した借金の返済などに充てた」などと容疑を認めている。
高栄リースは大手百貨店「高島屋」の子会社。関口容疑者は98年3月、高島屋から出向し、02年10月、高島屋に懲戒解雇された。高栄リースは今年5月に事業休止している。【佐々木洋】
(毎日新聞) - 6月28日1時7分更新
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