2005年06月28日(火) 20時19分

米ＡＭＤ、独占禁止法違反でインテルを提訴（ロイター）

　［ニューヨーク　２８日　ロイター］　米半導体大手アドバンスト・マイクロ・デバイス（ＡＭＤ）<AMD.N>は、米インテル<INTC.O>がｘ８６マイクロプロセッサ市場で独占禁止法に違反しているとして、デラウェア州連邦地裁に提訴した。
　訴状では、インテルが顧客に対し、ＡＭＤと取引しないよう強制していると訴えており、大手コンピュータメーカーやシステム構築会社、卸売業者や小売店に至る合計３８社がインテルによる強要の被害を受けていると指摘した。
　ＡＭＤのヘクター・ルイズ会長兼最高経営責任者は声明文の中で、「世界中どこでも、顧客は選択の自由と革新の恩恵を手にする権利を有している。マイクロプロセッサ市場では、この権利が奪われてしまっている」と述べた。
　一方、インテルからのコメントは得られていない。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050628-00000661-reu-bus_all