2005年06月28日(火) 22時01分
振り込め詐欺殺害、死体遺棄容疑で新たに4人逮捕(読売新聞)
振り込め詐欺にかかわったとされる男性4人が遺体で見つかった事件で、千葉県警捜査本部は28日、茨城県神栖町、山口組系暴力団幹部の斎藤憲夫容疑者(55)ら男女4人を死体遺棄容疑で新たに逮捕した。
捜査本部は、斎藤容疑者らが詐欺グループ幹部から報酬をもらい、遺体の遺棄を請け負ったとみて追及する。
ほかに逮捕されたのは、斎藤容疑者の妻、無職吉美(33)(茨城県潮来市)、元暴力団員の無職飯島定一(58)(同県鉾田町)、土木業秋元新之助(51)(同県鹿嶋市)の3容疑者。同事件の逮捕者は計16人になった。
調べによると、斎藤容疑者らは昨年10月中旬、茨城県小川町幡谷の雑木林に、重機を使って深さ約5メートルの穴を掘り、袋に入れられた4人の遺体を埋めた疑い。
現場の雑木林を所有する男性によると、昨年10月上旬、知り合いだった飯島容疑者から「(雑木林に)土砂を一時的に保管させてくれ」と頼まれた。男性が了承しないうちに、ダンプカー2台分ほどの土砂が運び込まれていたという。
(読売新聞) - 6月28日22時1分更新
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050628-00000513-yom-soci